福井の皆様、「丹巌洞」をご存知でしょうか?
「丹巌洞」とは、福井市加茂河原にある幕末志士ゆかりの地。
と、よくガイドマップにはあるのですが、私には正直なんのことやら・・・・・・
事務局の「丹巌洞」をよくご存じの玉村さんに聞いてみたところ、
「とにかく、すごいところです。
敷地内に一歩入ると、幕末にタイムスリップしたような感覚に襲われます。」
とのこと。
それは、ぜひ行ってみなくては~ということで、
橘曙覧史跡めぐりツアーに便乗させていただきました。
(橘曙覧史跡めぐりとは、毎年秋に行われる
橘曙覧の足跡をめぐる曙覧館主催のツアーです。
丹巌洞は橘曙覧も訪れたことがあり、遺墨も残っています。)
橘曙覧史跡めぐり資料によりますと、
「丹巌洞は、弘化3年(1846)、福井藩医の山本瑞庵が建てたもので、
藩主の松平春嶽をはじめ中根雪江、橋本左内など幕末の志士たちが密議を
こらした草庵として知られています。遺稿も数多く保存されています。」
とあります。これをよく頭にいれて、さあ出発!
歴史を感じさせる正門。カーブを描いた屋根の形も、瓦もとても素敵です。
ツアー添乗員として働く田中さん。雨の中、頑張ります。
敷地内には松平春嶽公像も。
そして勤皇討幕の志士たちが密談したといわれる噂の草庵内部へいざ突入!
一階は、山本瑞庵先生ゆかりの薬道具等が展示されていました。
(これは、まだよし。)
2階内部、その1。(ああ。)
2階内部、その2。(ああああ。)
・・・・・・、ごらんのとおり、悲しい結果となっております。
た~くさん撮影したのですが、室内が暗くて、私の腕ではうまく撮影できませんでした。
ゴメンナサイ。
気を取り直して、ここからは、敷地内の趣ある風景をどうぞ。
当時は足羽川が近くを流れ、舟からすぐここへ上がることができたそうです。
曙覧の軸を解説する内田学芸員。
内田さんの解説は、とてもわかりやすいと評判です。
でも背中が丸いぞ、内田さん。
ホントに玉村さんのコメント通りのところでした。
現在は料亭として営業しています。
草庵の内部は、事前の予約で見学ができるそうです。
皆様、機会がありましたらぜひ一度訪れてみてください。
一見の価値ありです!